これまでは、サーバのOSとして、CentOS 8を使っていました。
しかし、衝撃的なニュースが出て、対応に迫られました。
CentOS Project shifts focus to CentOS Stream – Blog.CentOS.org
https://blog.centos.org/2020/12/future-is-centos-stream/
ざっくり言いますと、こういう内容です。
- CentOS 8は、2021年の終わりをもって、サポートを終了する。
- CentOSは、今後CentOS Streamへ移行する。
CentOS Streamは、RedHatの開発ブランチという位置づけのようです。
つまり、安定した環境を求めたいユーザには適していない環境だと思います。
そこで、現在あるサーバをどうしていくか、時間をかけて検討してきました。
CentOSの代わりに、どういうOSが良いのだろうか、調査を行いました。
Linuxには、様々なディストリビューションが存在しています。
RedHat、Fedora、CentOS、Debian、Ubuntu、Slackware、…。
サポート期間の長さ、安定性という評判の良さだけでなく、実際に構築できるかどうかも、仮想マシンを使って確認してきました。
その結果、2021年8月14日にリリースされたばかりのDebian 11が良さそう、と判断しました。
OSが決まった後は、新たにVPSを契約して、サーバの移行作業を進めてきました。
サーバを構築したり、メインコンテンツとブログのサイトを分離したりしてきました。
本日、DNSレコードを変更し、Webサーバの切り替えを実施しました。
メインコンテンツのページは、現在も書き直しを進めていますが、CentOS 8サポート終了問題への対応は完了しました。